御宿 万葉亭

御宿 万葉亭

御宿 万葉亭の宿泊体験談

お部屋

4.1

部屋の入り口から入ると3畳程のスペースがあり、右手にトイレ、左手に小さな浴室。但し部屋によっては逆になっている可能性あり。そのスペースから入ると部屋があり、大きさは8畳ぐらい。天井はさほど高くない。右手に幅の狭い掛け軸のスペースと掛け軸があり、部屋全体としては質素だが綺麗ですっきりしている。正面の窓際の広縁は2畳程度。左奥に冷蔵庫とグラス類があり、反対の右側には洗面台がある。正面側は全体が窓になっていて、その外には緑鮮やかな林が拡がっている。冬場は当然真っ白な雪景色だが、長さ1m近い氷柱が何本も屋根から垂れ下がっていて見事なほどだ。

ベッド、寝心地

4.2

食事の後に布団をひいてくれるが、よくも悪くもない普通の寝具だった。寝具はとても清潔で、洗い立ての臭いと肌触りが良い。掛け布団は柔らかくて寝心地がいい。秋口だから軽い羽毛だったのかな?山奥なので秋口になると朝方は少し冷えるが、その布団のおかげで寒さで目を覚ますこともなく、ぐっすり眠ることができた。枕も高さは丁度良かったみたいだった。高さが合わない人は、言えば替えてもらえるのかな?私は身長が高い方だったので、浴衣は言って変えてもらった。すぐ特大の浴衣を持ってきて頂いた。

お風呂

4.2

お風呂(男湯)は脱衣場が10畳ほど、浴室はその倍ぐらいの大きさと記憶している。硫化水素含有酸性明ばん緑泉(万葉亭のHPより)だそうで、肌触りが柔らかく、浸かっていて気持ちがいい。温度は高い方だと思う。浴槽はヒノキ造りで大きさは6畳ぐらいの内風呂と、その外に一回り小さい露天風呂がある。露天風呂の周りにはすぐ林が拡がっていて、浸かりながらぼーっと周りの景色を見ていると、時が経つのを忘れてつい長湯してしまうので、ここは注意が必要。家族風呂があったが、部屋の正面が全面オープンで、その向こうにも林が拡がっていた。湯船は一人用のものと思われる大きさのものが二つ。ここもノンビリできるが予約制で、混んでると時間制限がありそうだ。

接客、サービス

4.1

部屋に案内されると、仲居さんがきちんと正座して両手をついて頭を下げ、「本日こちらのお部屋を担当します○○です。・・・」と気持ちのいい挨拶をして頂いた。どこの旅館でも当り前の事なのだろうけど、何故か強く印象に残っている。丁寧さと笑顔と、それと心がこもっていたせいかもしれない。福島の真ん中の山奥なので、方言も度々出てきたが、温か味があって思わずこちらもニッコリ、ほんのり…。愛想がいいのか、つい世間話までしてしまった。観光へ行くならい、あの時期どこどこがいいですよとか、いろいろ気を廻してくれてうれしい。それと大事なことだが、必要以上の干渉をしてこない事。最初の挨拶と、食事と、寝具を整えるとき以外はプライベートを尊重してくれるところがいい。

料理

4.3

夕食は部屋食で料理に合わせて2、3回に分けて持ってきていただく。食膳の傍には本日の料理のお品書きが添えられている。料理は豪華ではないが、肉だの山菜だの魚だのといろいろ出してくれる。お品書きがあるので、「これは何ですか」と尋ねると、なんでも親切に笑顔で応えてくれる。彩も量も中高年にはちょうどよく、程よく満腹になった。朝食は宿泊客が集まって大広間で頂く。と言っても部屋ごとにお膳が整えられており、いくとあらかじめ決められた場所へ案内される。昨晩飲み過ぎたせいか、そんなに頂けないと思ったが、お粥があったのでそれを最初に頂いたら、急に食欲が湧いてきて結局朝から三杯飯になってしまった。食材は普通の旅館とあまり変わり映えはしなかったが、お漬物が妙に美味しかったのを覚えている。みそ汁も私好みの味だった。

宿泊料金

13,000円程(5年前)

最安値など詳しい宿泊料金は、以下の詳細ぺージよりご確認ください。

住所

福島県耶麻郡猪苗代町中ノ沢温泉

総評

とにかく静かである。リフレッシュするには最高の場所だと思う。旅館そのものが林の中にポツンとたてられた様子で、特に初夏から夏場は緑緑で鮮やかだ。朝方、近く林の中のの小川まで散歩に行ったが、朝日が木漏れ日となって流れに挿し込んで、まるでキリスト教がらみの絵画を見ているようだった。時間を費やしてもっと奥まで行こうと思ったが、沢の向こう奥にはマムシも出るとのことなので引き返した。玄関近くには屋根つきの足湯もあるので、時間つぶしにはもってこいだった。結局、なんだかんだと言って、もう4,5回ほど足を運んでいる。それでも飽きないノンビリできるところだと思う。★よっつです!